怪文書のページ

こちら側ではお久しぶりです。半田浪音です。
最近ふと思ったんですが、

ヒロインのピンチっていいですよね。

いわゆるヒロピンってやつです。
以前はそんなこと少しも思わなかったんですが、長いことこの漫画を描いていて新たな癖（へき）が僕の中に生まれたみたいです。
今回は、そんな新たなる性の癖に関して文章という形で整理していこうかなという趣旨のお話です。
僕のツボに「いいよね……」していただけるとありがたいです。


悠里は前線で戦っているわけですが、負けてくれねぇかなって思っている自分がいます。根本的に悪役メンタルですね。
本編では「鎧を破壊できるか否か」を戦闘力のメルクマールにして描いているので絶対に起こりえない事態ですが、派手に鎧が壊れて欲しい。
服ごと粉々になって欲しいです。それをモブ隊員にめっっっっちゃ目撃されて欲しい！！！！


鎧は壊れるわ、モブ隊員如きでは異形に太刀打ちできんわ大変です。このまま命乞いするもよし戦い続けるもよしです。
どのみち絵面はマヌケなので。たまらないですねこれは。


上のは単純なフィジカルで負けて大ピンチ！というシチュエーションでしたが、なんかもっとどうしようもない物に負けて欲しいという感情もあります。


具体的にいうと人間の悪意に負けて欲しい～！小悪党に正体知られて弱みを握られる形で言いなりになって欲しい～！
それでもって、矮小な自己顕示欲を満たすための道具になっているところが見たいです。
ＳＮＳにブチ上げられて画像がバズってワールドワイドに醜態を晒して欲しいと常々思っています。（「可哀想なのは抜けない」ラインのギリギリ抜ける側）
「未確認」に命を助けられた人々は、目の前の英雄とこのあられもない姿を重ねる訳です。もう最悪です。最悪すぎて最高。
たまらないですねこれは。


とまぁ、悪趣味なことを散々ぶちまけましたがいかがだったでしょうか。
こんな趣向があの32話を生み出したわけです。（とはいえ、本編でやるべきではなかったと少しは思ったり。反省）
こんなシチュエーションもありありのあり！とかあれば是非コメントに描いていってください。この分野ではまだまだなので、見分を深めたいです。
そしてここまで描いて薄々気が付いたのですが、多分これ恥ずかしい思いしてる女の子が好きなだけですね。
ここまで読んでくださりありがとうございました。全部読んでくださった方へと言っては何ですが、画像クリックするといいことあると思います。